光文社新書 著者 田坂広志
「運気を磨く 心を浄化する三つの技法」を読了しました。
2019年に刊行されています。
書籍概略
「運気」多くの人に信じられ、多くの本が出版されています。”引き寄せの法則”なんて言葉もありますが、自分は上手くいかない、、、そう思う人もいるのではないでしょうか?そんな疑問に答える書籍となっています。
著者は心の世界には、五つの世界があると示しています。
第一 個人的な意識の世界
第二 集合的な意識の世界
第三 個人的な無意識の世界
第四 集合的な無意識の世界
第五 超時空的な無意識のせかい
筆者は中でも、個人的な無意識の世界が特に重要であると述べています。
1人の人間において、表面意識の人格と無意識の人格は多くの場合かなり異なっている
無意識の世界は表面意識の世界を経由することなく、無意識の世界同士に互いに感応する
心の中に不安感や恐怖心、自己限定や自己否定の意識を抱いた瞬間に、我々の能力は惨めなほど萎縮し、持てる能力を発揮できなくなるのである。
+である、ポジティブな想念を強く抱くと同時に、できないのでは、、といった無意識の不安や迷いが生まれたしまう。
ネガティブな想念や持たない特殊な人間として、子供を挙げています。
成功者が、無邪気であることなんだか想像がつきますね。
- 第一 「感嘆」の言葉
- 第二 「感謝」の言葉
- 第三 「感動」の言葉
日常、何かを語るとき「心」と「言葉」を一致させる修行をする
何が起こったか。それが我々の人生を分かるのではない。起こったことを、どう解釈するか。それが、我々の人生を分ける。人生の「解釈力」
- 第一の覚悟 自分の人生は、大いなる何かに導かれている、と信じる
- 第二の覚悟 人生で起こること、全てに深い意味がある、と考える
- 第三の覚悟 人生における問題、すべて、自分に原因がある、と引き受ける
- 第四の覚悟 大いなる何かが、自分を育てようとしている、と受け止める
- 第五の覚悟 逆境を越える叡智は、すべて、与えられる、と思い定める
祈りとは、手を合わせて祈っている間の想念が「祈り」なのではない。本当は、心の奥深くに常に存在する想念こそが最も強い「祈り」になってしまうのである。
所感
この書籍の最後は、この言葉で締めくくられています。
あなたは、世界であり、世界は、あなたである。
運気を磨く p273
この本を読み終わった際には、深く心に残る言葉ではないでしょうか?
また読み返したい本だと思います。
この書籍を読みながら、心と言葉を一致させられているか?自分に問いかけた時、ドキッとしました。
また、仕事や今までの行動を振り返ってみると、やる気を持ち、熱意と共に取り組んだ結果において大きな失敗や後悔はなかったと感じます。(まだまだ、修羅場をくぐった経験が少ないといった部分もありますが、、)
それよりも、失敗しそうで手をつけない、危険だと感じ何も動かずやり過ごそうと、、、そんな恐怖心によって行動に移せなかった場面も多々思い浮かびました。
お陰様で、お互い様ですの言葉を大事にしたいと思います。
今日も一日ありがとうございました(^^)
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